あなたが私を見つけてくれた

魂の相手との出逢いを通じて、日々感じることを綴っています。

堂々巡りと自己対話

4月に入り、コロナウィルスが少し落ち着いたのもあって、

再び施設の利用ができるようになった。

 

久しぶりに彼とバッタリ会った。

思わず「あっ!」と声が出る。

私が何か言おうとしていると思ったのか、彼は一瞬身構えていた。

「またよろしくお願いします。」と私が言うと、

”何か言われるのかな...”と何だか期待されているようだった。

私と彼との間の見えない関係性みたいなものが、彼にも伝わっている、

と何となく思っているのと、そのことを敢えて言わない、というより言えない私。

彼とは、きっと通じ合えている、と思っているだけで、

私の独りよがりなのかもしれないって何度も思う。

”けれど、この体感は?”

と自分に問いかけると、やっぱり彼しかいない...

彼も実感しているという証拠はないけど、私が確信している。

そして、言ったところでどうする?どうなる?って思ってみたり、

やっぱり、思い切って言ってみても良かったのかも...と思ったり、

周りの環境を考えてしまったり...堂々巡りな私。

自分勝手で嫌な私。自分の嫌なところばかりが氣になる。

 

数日後、施設に行っても、彼とは会えない日が続く。

そして後にわかった。

彼はここの関係施設に異動になったことを。

ショックだった。

それから暫く、会えない寂しさと悲しみで、

ふと彼を想っては、涙が溢れ出て仕方がなかった。

何をしていても、泣いてしまう。

あぁ、もう簡単には会えないんだな...

彼から送られてくるエネルギーを四六時中感じながら、

彼もまた、私と同じように想ってくれている...と思うことができた。

そして、時と共に少しづつ、彼がどこで勤務しているかを知れているだけ良かった、

とも思えるようになった。

 

『2525』。最近よく見かけるようになった。

ナンバープレートや時刻なんて、今まで氣にしたことがなかった。

どなたかのブログを見ていて、氣になり出した。

ゾロ目ナンバーも、よく見るようになった。

 

私の心の中は渦巻いている。

モヤモヤしたり、晴れ晴れしたり、急に涙が出たり。

家族の前では我慢するけれど、お風呂掃除中に、嗚咽が漏れそうなくらい

泣いてしまったり...

家族がいない所で涙する。

ほとんどは、彼が恋しくて泣いてしまうのだけれど、

自分の内面と向き合うようにもなったから。

今までの自分は何だったのだろう...