あなたが私を見つけてくれた

魂の相手との出逢いを通じて、日々感じることを綴っています。

葛藤

5月も半ばを過ぎた。

時々顔を出す私の嫌な部分を感じて、自分に嫌悪し、

それも自分だと、認めて受け入れられているのか、わからない。

嫌な自分と、優しくて好きな自分とが交互に出てくる。

自分の嫌なところを見て落ち込んだと思ったら、

今度は健氣さや優しさに触れて、また愛おしく感じられたり。

自分に向き合えているのかわからなくなる。

こんなに辛いなら、夫にもお姑さんにも嫌悪せずに

向き合っていけばいいのに、どうしてもできない。

どうしたら、解放されるだろう...

私がすることは何なのだろう?

 

彼に会えない日々は辛い。

施設内にあった冊子を手に取る。

以前、施設が作成した物で、開くと小さく彼の写真が載っていた。

キュンとした。

彼の存在は、今では私の記憶の中だけだから嬉しかった。

会えなくても、エネルギーは感じている...

だけど、寂しい。

この頃、胸の奥が疼く感覚が出てきた。

それは、彼との交流中に強く感じるようになった。

第一チャクラから順番に上へ上がってきて、

ハートチャクラが心地よさに包まれる。

そして、背中が熱くなる。

愛で満ち溢れる。幸せで、涙する。

 

彼に向けられる愛を、夫やお姑さんにも向けられたら

どんなに素敵だろう。

そんな日が来るのだろうか...

優しく出来ない自分に、やり場のない氣持ちが膨らむ。

前向きな氣持ちが持てず、悶々としてしまった。

心がざわついて、どうしようもない...

 

そして、自分が嫌な感情を抱いている時や、

わだかまりがある時は、彼との交流での体感も不調になる。

 

夫と私、二人とも共通してのファンだったミスチル

以前はよく曲を聴いていた。

子どもが生まれて、遠ざかっていたけれど、

私の誕生日に、夫は久々にプレゼントをくれた。

お互いにプレゼントをあげたり、貰ったりをいつからか

しなくなっていたのに。

嬉しいというよりは、戸惑ってしまったけれど、

とてもありがたかった。

ミスチルのアルバムだった。

車の運転中に聴いてみたら、今の私の心にダイレクトに響いてきた。

聴く曲のほとんどが、胸に染みる...

このタイミングで、こんな曲を聴けたことは

お導きのように感じた。

夫に感謝した。

運転中、このアルバムを聴きながら、私は号泣した。

そして、彼を想う。

 

ある朝、夢を見た。

仰向けで眠っている私の胸から、白っぽいような、

白銀のような龍が飛び出して、天へ昇っていく夢...

胸がジーンとしていた。

目が覚めて、ありがたさと感動でいっぱいになった。