神様ありがとう...
物体はないのに、
ほぼ毎日のように愛を求め合い、身体を求め合う感覚があった。
『骨盤底筋を鍛える』は、ここに繋がるためだったのでは...
と思えてならなかった。
チャクラのことも初めて知った。
その頃は、第一チャクラ、第二チャクラが活性化している感覚があった。
私にとっては、何もかもが凄いことだった。
あれこれと調べるうちに辿り着いた。
『ツインレイ』...
初めて知ることばかりだった。
そして、いろいろな方々のブログやらをたくさん見た。
とても衝撃的だった。
スピリチュアルなことに心惹かれるけれど、私は霊感も能力もない、ただの凡人。
そんな私が、魂の片割れというような人と出逢った?
自分がそんな体験をするなんて信じられない、そんな感じだった。
情報を発信している方々は、霊的に目覚めていたり、
何かしらの特別な能力だったりを持っている方が多いと感じる。
私は自分の直感だけ...
だけど、やっぱり確信する...彼だなって...
2月のある日、
彼とは施設内で何度も会う状況になり、一時間くらい同じ空間で過ごしていた。
その時に感じたことがあった。
毎晩のようにある、愛し合う感覚と同じ体感が私の身体にやってきて、
私は必死に鎮めるように、抑えるように何とか過ごした。
チラッと彼を見ると、何だかとても落ち着かず、うろうろしていた。
その姿を見て、ごめんね、と思いながら、とても嬉しくなった。
『やっぱり、彼だ。』って。
日増しに、一日中、強くなってくる体感...
いつも彼を感じる...
その後は、施設内で時々会えたとしても、会釈程度になっていったのだけれど、
彼を一目見られただけでも、とても幸せを感じる私がいた。
中高生のような純粋な恋みたいに。
私はまるで少女のようだ...
年齢を重ねた今、こんな氣持ちになれることに、心の底から嬉しくなる...
彼は別の施設にも出向くことが多くなり、
一週間のうちに会える日も限られるようになっていった。
会えないと寂しい氣持ちが膨らむ。
私の誕生日、会えるはずがなかったのに、
『一目でいいから彼に会いたい』と願った。
だけど、会えないことはわかっていたから、がっかりしながら私は施設を出た。
そのタイミングで、彼が帰ってきたのだった。
嘘みたい...
彼はまだ運転中だったから、言葉は交わさなかったけれども
私はその時本当にたまらなく嬉しかった。
この年齢になって初めて、人生最高のプレゼントだって思った。
神様ありがとう...