魂のパートナーとの出逢い
2019年の4月のある日、その人と出逢った。
初対面の時のことはほとんど覚えていない。
後に、とても大切な相手であり、愛おしい存在だと氣づいていく…
彼と出逢えたことで、様々な変化と成長をしていく私。
出逢いの場所は公の施設だった。
彼はその施設で勤務する方であり、私は施設を利用する家族の付添人。
通い始めて数日が過ぎた頃、視線の先に彼がいて、
私と目が合った瞬間、彼は背筋をすっと伸ばした。
まるで身震いでもするかのように。
今でもその一瞬が、とても強く印象に残っている。
度々顔を合わせるようになったものの、少しの会話がある程度。
大体は挨拶をするくらいな感じで時は過ぎて行った。
何となく小耳にはさんだ彼の年齢は、私より20歳も年下。
年齢の割にはしっかりされている、という印象だった。
当時は彼に対しての特別な感情はなかった。
なかったはずなのに、彼を見かけると、目で追ってしまう私がいた。
彼も私を見てくれているのか、よく目が合うことが嬉しかった。
半年が過ぎ、秋が深まった頃...
彼が近くにいると、私は自分の身体から不思議な感覚を覚えるようになった。
”彼に抱かれたい...” ”彼と愛し合いたい...” と、
私の子宮さんが反応しているのがわかった。
私は既婚者で、夫も子供もいる...
だけど...今まで生きてきた中で、感じたことがない感覚を
私はその時から感じるようになった。
そして、日に日に私の心の中では、彼の存在が大きくなっていった。